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そば学大全 日本と世界のソバ食文化 |
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タイトルが示すように、新書の中に「そば学」がぎっしり詰まっている。著者は、ソバを追って世界を駆け回る農学博士。世界には、本当にいろいろなソバ料理がある。平凡社新書。 |
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俣野 敏子・著 平凡社 定価:740円 2002年
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麺食のすすめ |
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健康食としての蕎麦をまっとうに論じた本。機能性成分に関する最新の研究成果など、相当に踏み込んだ内容。従来の説の誤りを正す場面も多い。英語版のダイジェストが欲しい。 |
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(社)日本麺類業団体連合会・企画 柴田書店 定価:1,300円 2001年
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たかがそば されど蕎麦 誤解が多いまゆつばそば神話 |
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蕎麦ではなくそば粉を研究しているらしいのだが、憶測と推測ばかりで(しかも誤字が多すぎる)研究書としての価値は無い。唯一、篩に着目した点だけが評価できる。 |
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石臼挽蕎麦粉研究会・編 石臼挽蕎麦粉研究会・発行 定価:1,429円 2000年 |
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ソバ 条件に合わせたつくり方と加工・利用 |
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植物としてのソバ、穀物としてのソバ、商品としてのソバに関する専門書。好きな本。 この著者の、次の著作に期待している。 |
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本田 裕・著 農文協 定価:1,429円 2000年 |
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食品知識ミニブックシリーズ 乾めん入門 |
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乾麺の技術から蕎麦を眺めてみるのも、興味深いものがある。実際のところ、この本を読んで目から鱗がいくつも剥がれ落ちた。乾麺に関わるすべてがコンパクトにまとめられた、驚異の一冊。 |
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安藤 剛久・著 / 全国乾麺協同組合連合会・監修 日本食料新聞社 定価:1,200円 1999年(改訂版)
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ソバ好きがボケない理由 |
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ソバを原料とする健康食品のPR本であるが、ソバの効能を説く内容はよくまとめられている。「痴呆」に感心のある方にお薦め。著者は、自ら蕎麦を打つという消化器外科医。 |
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細川 俊彦・著 メタモル出版 定価:1,200円 1999年
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そだててあそぼう ソバの絵本 |
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クラス全員で蕎麦を食べるためには、どのくらいの畑が必要か? ソバの種は、いつ、どんな風に撒いたらよいか? そんな疑問に答える小学生向けの絵本。もちろん、大人も楽しめる。 |
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またの としこ・編/ひらの えりこ・絵 農文協 定価:1,800円 1998年 |
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一日一杯のそばが高血圧・肝臓病を防ぐ |
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そば業界が、そばの消費拡大をはかるために作成した小冊子(だろうと思う)。病院に置いてあるパンフレットに似ている。 |
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辻 啓介・監修 ハート出版 定価:243円 1993年 |
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そばは妙薬 |
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医学博士である著者が、妙薬としてのそばの栄養について語る -- そういう本なのだが、巻頭のそば料理の写真がちょっと凄い。 |
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高野 悦子・著 日本文化社 定価:1,456円 1991年 |
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文化麺類学ことはじめ |
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読むべし! 驚嘆すべし! 地球上の麺を食いまくる胃袋に深く敬意を表して、読みふけるべし! 鉄の胃袋を持つ文化人類学者による、麺文化研究書。適度な歯ごたえがあり、喉越しも良い。 |
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石毛 直道・著 フーディアム・コミュニケーション 定価:2,330円 1991年
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だしの本 |
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中身の濃い「だし」の研究書。 蕎麦好きは、「だしの歴史」や「節類及び昆布の製法」を読み飛ばして、いきなり「だしの引き方」を読んでしまうだろう。でも、全部楽しく読めます。 |
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藤村 和夫・著 ハート出版 定価:2,816円 1988年
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ソバの科学 |
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植物としてのソバ、穀物としてのソバを農学から論じた貴重な一冊。家庭栽培のアドバイスを含む点が、さらに貴重。新潮選書の一冊。 |
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長友 大・著 新潮社 定価:981円 1984年 |
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